このページでは、ブログ記事を書く前のライバルチェックのやり方について詳しく解説していきます。
これはよく起こる状況なので、その時にどうリサーチしたらいいのかをしっかり押さえておきましょう。
ライバルチェックをする目的
選んだキーワードでライバルの記事をチェックしていくこと。
ライバルチェックをする目的は、自分がこのキーワードで記事を書いて上位表示できるかどうかを確認するため。
ドメインパワーを早く育てて収益を上げるためには、検索エンジンからのアクセスも欠かせないですよね。
そのためには記事をなるべく早く上位表示させる必要があるので、
を確認するためにライバルチェックをします。
特に、トレンドネタは情報の鮮度が命。
話題になっているその瞬間に、自分の記事を検索エンジン上に反映させて、検索結果の1ページ目(あわよくば一位)に入っていることが重要なのです。
どんなに良い記事を書いても、戦う場所が間違っていると望む結果は得られません。
記事を書き始める前に必ずライバルチェックしましょう!
ライバルチェックの重要なポイント3選
トレンドブログのライバルチェックで重要なポイントは3つ!
- ライバルが多すぎない
- ライバルが強すぎない
- 個人ブログが向いてるジャンルか
1つずつ解説していきます。
1:ライバルが多すぎない
ライバルチェックで見るべき重要ポイント1つ目は、ライバルが多すぎないかどうか。
検索需要のあるキーワードを選んでも、ライバルが多すぎるとライバル記事に埋もれてあなたの記事を見つけてもらえません。
逆にいうと、ライバルが少ないキーワードを狙えばブログ初期でも上位表示を狙うことができます。
特に、ドメインパワーが弱いうちは、ライバルが多すぎるとなかなか自分にはチャンスが回ってきません。
なるべく早く上位を取るためには、ライバル数が少ないニッチなキーワードを選ぶことが大事なポイントですね。
2:ライバルが強すぎない
ライバルチェックで見るべき重要ポイント2つ目は、ライバルが強すぎないかどうか。
たとえライバルの数が少なくても、強いライバルが上位を占めていたらなかなか上位に食い込むことはできません。
なので、記事を書き始める前に1ページ目のライバル記事の強さを必ずチェックしましょう。
狙うキーワードで検索したとき、1ページ目の半数以上を以下の強いサイトが占めていたら要注意!!
- Wikipedia
- 大手ニュースサイト(Yahoo、livedoorなど)
- 大手スポーツ新聞(サンスポ、東スポなど)
- 公式サイト
- Yahoo知恵袋
- Amazon楽天など物販サイト
- YouTubeやTikTokなど動画サイト
→この場合、狙うキーワードを変えるor3語のキーワードを探す戦略が良い。
- キュレーションサイト
- ドメインパワーの強いトレンドブログ
→この場合、うまく差別化できれば上位に入れる可能性もあるかもしれません。
- 無料ブログ(アメブロ、はてなブログなど)
- Yahoo知恵袋、発言小町のような質問サイト
- 同じような個人のトレンドブログ
→この場合、個人ブログにとって狙い目キーワードなのでぜひ狙ってみましょう!!
個人ブログが大手サイトに勝負を挑んでもほぼほぼ勝てません。
また、物販や動画が上位を占めているキーワードは、検索ユーザーが
と思っているキーワードかも。
その場合は個人ブログが記事を書いても読んでもらえないので、避けましょう。
過去には「Yahoo知恵袋やアメブロも弱い!」と言われていた時期がありますが、2020年5月のアップデート以降、大手サイトのドメインとして強く評価される傾向にあります。
しかし、実際にYahoo知恵袋やアメブロの記事を見てみると、そのキーワードの検索意図を満たせていないケースも多い様子。
その場合、検索意図をしっかりと汲み取った記事を書いて評価を得られれば上位に食い込める可能性もあります。
これができる記事が評価されるよ!
3:個人ブログが向いてるジャンルか
ライバルチェックで見るべき重要ポイント3つ目は、個人ブログが向いてるジャンルかどうか。
実際に狙っているキーワードで検索をしてみると、
- Youtube動画
- Amazonや楽天などの物販サイト
が上位を占めていることが多々あるかと思います。
まずは動画や物販サイトが表示される場合の検索意図を考えてみましょう。
例えば
このように、
という可能性が高いので、キーワードを変更するのがいいでしょう。
以上、トレンドブログのライバルチェックのポイントを解説しました。
- ライバルが多すぎない
- ライバルが強すぎない
- 個人ブログが向いてるジャンルか
続いて、ライバルチェックの具体的なやり方5ステップをチェックしていきましょう!
ライバルチェックの具体的なやり方5ステップ
ライバルチェックをするときは以下の5つのステップに沿って進めていきましょう!
- ネタ選び
- キーワード選び
- ライバルの数をチェック
- ライバルの強さをチェック
- 1位〜10位の記事内容をチェック
ライバルチェックをするときは、シークレットモードを使うようにしましょう!
検索エンジンは過去の検索を読み取って、自分がよく見ているサイトを表示してくれるような仕組みになっています。
「シークレットモード」を使うことで、自分の過去の検索の影響を受けることなく、純粋な検索結果を見ることができるからです。
ステップ1:ネタ選び
まずは何のネタについて記事を書くのかを選びます。
ネタ選びの際は
の順番に選ぶと効率よく・時間をかけずにネタ選びができるかと思います。
ここでは「クリスマスマーケット」を例に挙げてライバルチェックしていきましょう。
ステップ2:キーワード選び
ネタを選んだら、これから狙っていくキーワードを選びましょう。
Yahoo虫眼鏡を使って、メインキーワード+2語or3語の複合キーワードを選びます。
(内部リンク)
ここでは例として「クリスマスマーケット 何が売ってる」のキーワードを選びます。
ステップ3:ライバルの数をチェック
キーワードを決めたら、実際のライバルの数をチェックして、ライバルが少ないキーワードを選んでいきます。
まずは検索エンジンの検索機能でライバル記事数をチェックしましょう。
- Yahooの場合:条件検索をする
- Googleの場合:allintitle:を付けて検索をする
このように、「クリスマスマーケット 何が売ってる」のキーワードではライバル記事が4記事あることが分かります。
もしライバルが多い場合、1つ前の検索画面でもう一度キーワードを選び直してみましょう。
条件検索で得られる結果は、その「言葉」を含んでいるかどうかだけを確認できる機能ですが、その「意図」は含まれていません。
条件検索で出てきた結果が全てではないので、参考程度に捉えましょう。
近年のAIはかなり賢くなっているため、キーワードを含んでいなくても検索意図を満たしている記事は上位表示している場合が多々あります。
なので、今は「検索意図」を満たす記事を書くということが重要になってきます。
ステップ4:ライバルの強さをチェック
ライバル記事数をチェックしたら、今度はライバルの強さをチェックしていきます。
ライバルの強さをチェックするときは、以下の項目をすべて確認していきましょう。
- 上位表示しているのが大手サイトばかりではではないか、
- 上位表示しているのが動画サイトばかりではないか、
- 上位表示しているのが物販サイトではないか、
- 1ページ目に無料ブログや知恵袋がないか
- 1ページ目に同じようなトレンドブログがいるか
大手サイトが多ければ多いほど上位表示が難しくなります。
なので、検索結果ページの1ページ目をざっと見て、大手サイトがいるかいないかというポイントをチェックしましょう。
それと同時に、
- 動画サイトはいないか?
- 物販サイトはいないか?
という点もチェックしていきましょう。
ステップ5:1位〜10位の記事内容をチェック
ライバルの数・強さをチェックした後は、1位〜10位の記事内容をチェックしていきます。
すべての記事をそれぞれクリックして、以下の項目をチェックしていきましょう。
- どんな内容を書いているか?
- すべての記事に共通している情報は?
- 差別化になっている情報は?
- 画像の枚数は?
- 見出しの構成は?
ライバルチェックをする目的は
- このキーワードで個人ブログが戦えるか?
- どうやったら上位に食い込めるか?
を考えるためなので、この視点でチェックしていくのがポイント。
以上、ライバルチェックのやり方5ステップを解説しました。
- ネタ選び
- キーワード選び
- ライバルの数をチェック
- ライバルの強さをチェック
- 1位〜10位の記事内容をチェック
とても大事な工程なので、必ずやっていきましょう!
トレンドブログ記事の強さを調べる方法
トレンド系雑記ブログの強さは以下の4つのポイントで判断できます。
- 記事数
- 運営歴
- 更新頻度
- 人気記事ランキング
1つずつ詳しく解説します。
ポイント1:記事数
トレンドブログ記事の強さを調べる方法1つ目は、記事数をチェックすること。
ライバル記事を見つけたら、
をチェックしてみましょう。
調べ方は、
ブログのトップページにいき、下のページ数の部分をチェックすることで大体の記事数を判断することができます。
300記事ぐらいあると、かなりドメインパワーがついている可能性が高いですね。
だいたい10記事ぐらい表示されているので、参考にしてみましょう!
ポイント2:運営歴
トレンドブログ記事の強さを調べる方法2つ目は、運営歴をチェックすること。
ブログのサイドバーにアーカイブがあれば、
ということが推測できます。
また、アーカイブを表示していないサイトなら、一番古い記事がいつ公開されたものなのかをチェックすると運営歴がわかったりします。
運営歴が長いサイトはドメインパワーが高い可能性が高いので、
- 自分と比べて運営歴が長い
- 2年ぐらい運営しているブログ
これらが上位表示されていたら要注意です。
ポイント3:更新頻度
トレンドブログ記事の強さを調べる方法3つ目は、更新頻度をチェックすること。
ライバルのサイトがが現在も更新されているかも重要なポイント。
Googleはサイトの更新頻度も重視しているので、
過去にたくさん更新していたブログより
現在更新しているブログのほうが
評価が高い可能性があります。
また、Googleは情報の最新性も重視するので、現在更新されていないサイトであれば
ということ。
古い記事を見つけたら勝てるチャンスなので、ライバルサイトの更新頻度もチェックしましょう。
ポイント4:人気記事ランキング
トレンドブログ記事の強さを調べる方法4つ目は、人気記事ランキングをチェックすること。
人気記事ランキングを見て、1位の記事が
をチェックしましょう。
- 最近の記事が当たっていたら
→今強いサイトなので厳しい戦いになるかも… - 昔の記事が当たっているだけなら
→これから伸びてくる自分のサイトが上位表示できるかも
と判断できます。
以上、ライバルサイトの強さを調べる4つのポイントを解説しました。
- 記事数
- 運営歴
- 更新頻度
- 人気記事ランキング
ブログ初期の頃は特に、「どこで戦うか?」「誰と戦うか?」が大事なポイントになるので、ライバルの強さは必ずチェックしましょう。
まとめ
ここまでの内容をざっと振り返ってみましょう。
トレンドブログのライバルチェックで重要なポイントは3つ!
- ライバルが多すぎない
- ライバルが強すぎない
- 個人ブログが向いてるジャンルか
狙いたいキーワードで実際に検索をして、検索結果ページやライバル記事を見て順番にチェックしていきます。
「私のほうがもっとうまく書ける!」と感じたら、多少難易度が高くても挑戦してみる、という姿勢はとても大事だったりします。
というケースもあるので、ここでも「とりあえず書いてみる!」というスタンスで挑戦してみましょう!