キーワードを選ぶとき、ライバルが多い・強いキーワードは避けましょう!と言われていますよね。
でも、キーワードをずらすことによって、似たようなキーワードでも穴場キーワードとしてアクセスを集めることができます。
このページでは、ずらしキーワードの基礎知識と具体的なずらし方について学んでいきましょう!
そもそもずらしキーワードってなに?
ライバルが多いときや強いとき、少し違う視点(キーワード)から記事を書くことで、ライバルとの差別化を図ること。
たとえば、
山本舞香さんとマイファスhiro さんの結婚が報道されたとき、
結婚や熱愛報道が出たとき、「馴れ初め」は定番キーワードなのでライバルがかなり多いですよね。
でも、違う視点で「片想い」の時期についての記事を書くことで、ライバルが少ないキーワードで上位表示を狙うことができます。
アクセスを集めることができるよ!
キーワードをずらすべき理由
キーワードをずらすべき一番の理由は、大手サイトとキーワードが被らないようにするため。
ブログにアクセスを集めるためには検索エンジンで記事を上位表示させる必要があります。
でも、大手サイトのドメインパワーはとても強いので個人のサイトは太刀打ちできません。
個人のサイトがどんなに詳しく書いたところで、大手サイトの薄っぺらい記事にも負けてしまいます。
また、ライバルが多すぎる場合もキーワードをずらす必要があります。
埋もれてしまってアクセスが集まらないからですね!
個人が戦える場所で上位表示させるために、ずらしキーワードというテクニックが必要になるわけです。
キーワードのずらし方5つのテクニック
具体的にどうやればいいの??
キーワードのずらし方には、5つのテクニックを使っていきましょう!
1:5W3Hでずらす
キーワードのずらし方1つ目のテクニックは、5W3Hでずらすこと。
5W3Hとは、情報を整理するための8つの質問項目のこと。
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:だれが
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どのように
- How many:どのくらい
- How much:いくら
速報ネタなどを見たとき、これに対する答えがないと人は「?」と思って検索をしたくなります。
たとえば、フジテレビの宮司愛海アナウンサーが30代男性との結婚を発表したというニュース。
本文には
- 実業家でバイオリニストの30代男性と結婚
- 婚姻届はこの日(10月15日)までに東京都内の区役所に提出
- 挙式・披露宴を行うかは未定
- 今後も仕事を続ける
といった内容が書かれていますね。
元ネタを読んだ時に、《次に浮かんでくる疑問は何か?》を5W3Hに沿って考えていきましょう!
- When:婚姻届を出したのはいつ?
- Where:どこの区役所に出したの?どこで同棲してるの?
- Who:結婚相手の名前や顔は?実業家ってどんな仕事?
- What:結婚指輪のブランドは?
- Why:なぜ挙式・披露宴を行うかは未定なの?
- How:どのように出会ったの?(馴れ初めは?)
- How many:挙式には何人招待するの?今まで何人と熱愛報道があった?
- How much:結婚指輪の値段は?結婚相手の年収は?
このように、ニュースを読んで《読者が次に気になること》に着目することを【キーワードをずらす】といいます。
5W3Hで探すといろんな切り口が見つかります!
ちなみに、5W3Hで新しい切り口が見つかった後は、X(Twitter)で検索需要がありそうか?もチェックしていきましょう。
自分の主観や感覚だけに頼らず、X(Twitter)ユーザーの生の声をチェックして数字で判断すると効率よくネタやキーワードを狙えるようになります。
必ずチェックしましょう!
2:キーワードを足してずらす
キーワードのずらし方2つ目のテクニックは、キーワードを足してずらすこと。
こちらのページで、2語目・3語目の複合キーワードを取り入れることで穴場キーワードを見つけられる、という解説をしました。
(内部リンク)
このように、「2語目・3語目の複合キーワードでずらす」のはキーワードをずらすときの王道パターンです。
例えば、
というキーワードに対して、
新しくできた
という3語の複合キーワードを選ぶと、先ほどよりもライバル記事が減っていることが分かります。
「菜々緒さんの2024年最新の顔が見たい!」という
検索意図があることが分かりますね!
ここで注意したいことは、足す1語は親和性のあるキーワードであることが望ましいということ。
まったく関係ないような言葉でずらしても、実際にセットで検索されるかはわからないので、それはずらしになっていない可能性が高いからです。
3:視点を変えてずらす
キーワードのずらし方3つ目のテクニックは、視点を変えてずらすこと。
同じものの事でも、別の言い方をすることでライバルが少なくなるケースもあります。
例えば
お笑い芸人・タレンドのケンドーコバヤシさんについての記事を書こうとしたとき、
- ケンコバ
- ケンドーコバヤシ
両方のキーワードで狙うことができますよね。
他にも、能年玲奈さんについての記事を書こうとしたとき、
- 能年玲奈
- のん
どちらも虫眼鏡キーワードが出てきます。
このように、複数の「別の言い方」がある場合、違う呼び名にずらすことでライバルが少ないキーワードを見つけることができます。
(※ひらがなや漢字の違いはすぐにAIが同一だとみなせる様になってきているので今回は省きます)
上位表示できる可能性があるかも!
4:有名じゃない方にずらす
キーワードのずらし方4つ目のテクニックは、有名じゃない方にずらすこと。
これは、特に速報ネタのときに使える作戦。
たとえば
このように、登場人物が2人以上出てくる場合は、有名じゃない人をメインキーワードにするというのもずらしキーワードの1つ。
他にも、
と、「有名人+一般人」のカップルの場合は知名度の低い一般人をメインキーワードにした記事を書くとライバルの数が少ないことが多いです。
上位表示されやすくなります!
5:あえて違う話題にずらす
キーワードのずらし方5つ目のテクニックは、あえて違う話題にずらすこと。
そういう場合は、あえて違う話題にずらしてみましょう。
たとえば、堂本剛さんと百田夏菜子さんが結婚!!
しかも、熱愛報道で鉄板の「出会い」「馴れ初め」あたりのキーワードはすぐに強いライバルが書いてしまいます。
こんな時は、どうしても「熱愛報道」と関連したことを書きたくなってしまいますが、
敢えて熱愛からずらしてしまうことでライバルがいないところを狙える場合があります。
つまり、
の虫眼鏡を探してみる、ということです。
ただ、話題をずらすといっても全く関係のない話題だとアクセスが集まらないので、恋愛関係・家族関係のキーワードを狙うとクリックしてもらいやすくなります。
- 「堂本剛 歴代彼女」
- 「百田夏菜子 歴代彼氏」
以上、キーワードのずらし方5つの方法をご紹介しました。
大きく話題になっているネタで、キーワードをうまくずらすことでアクセス爆発を狙うことができます。
慣れるまでは壁打ち練習が必要になりますが、1つ1つ練習しながらコツを掴んでいきましょう!
ずらしても駄目な2つのケース
キーワードのずらし方についてお伝えしてきましたが、ずらしてもダメなケースが2つあります。
- キーワードを詰め込んでいるケース
- キーワードだけずらしたケース
ここ数年でブログ人口が増えてきたこともあり、Google検索エンジンが求める記事のクオリティはどんどん上がっています。
そのため、むやみにずらすだけでは評価してもらえないことを頭に入れておきましょう。
1:キーワードを詰め込んでいるケース
ずらしてもダメなケース1つ目は、キーワードを詰め込んでいるケース。
キーワードをずらすことに夢中になり、とりあえずキーワードをたくさん詰め込みまくるのは絶対NG!
たとえば…
宮沢氷魚さんについての記事を書こうとしてYahoo!入力補助&虫眼鏡キーワードをリサーチすると、キーワードがたくさん出てくる…
もう、全部詰め込んじゃえ!!
宮沢氷魚と黒沢結菜は事実婚!父と母の職業や野球や子供について
気になるキーワード・検索需要があるキーワードだからといって、何でもかんでもキーワードを詰め込むのはNG。
それでは読者の知りたいことについてピンポイントにまとめることはできません。
むしろ、【1記事1テーマ】にして深掘りしないと、検索意図を満たす記事を書けない=Googleにも評価されにくくなります。
- 黒沢結菜さんとの事実婚について知りたい人と、
- 父と母の職業について知りたい人と、
- 野球について知りたい人と、
- 子供について知りたい人、
それぞれターゲットは違います。
2:キーワードだけずらしたケース
ずらしてもダメなケース2つ目は、キーワードだけずらしたケース。
情報量が足りていないのに、キーワードだけをズラしたコンテンツは上位表示しにくくなりました。
たとえば…
「馴れ初め」
→ニュースの情報は、出会いは「友人の紹介」と書いてある
→「友人の紹介」という情報があるので、馴れ初めは「友人の紹介」でした、と書いた記事
要は、あなたの記事を読まなくても事足りるような内容しか書けない場合、上位表示できない傾向にあります。
大手サイトが書かない内容を書きましょう!