ブログの教科書は、ブログ収益化に必要な知識やノウハウがギュッと詰まっています。
この通りに実践することで収益が出るような内容になっていますが、勉強の仕方によって吸収率がまったく違ってきます。
みなさんお忙しい中勉強するなら、できるだけ《吸収率の高い勉強方法》を取り入れたいですよね。
そこで、改めて効率よく学ぶ方法を確認していきましょう。
「学び方」を学ぶ
何かの勉強を始めるときに、まずは学び方を学ぶことが大事。
実は、私たちの受け取る器がキレイに整っていないと、どんなに頑張って勉強しても身についていかないんです。
例えば、あなたの家にバケツがあるとします。
ここにもし穴が空いていたら、いくら水を入れても水が溜まらないですよね。
これは勉強も同じで、もし「受け取る器」が整っていないと、どんなに知識や学びを注いでも身につきません。
つまり、器の状態が学習効果を決めているんですね。
ここを押さえているかどうかで
- 受け取った内容が栄養になるのか(ちゃんと吸収されるのか)
- すぐに忘れてしまうのか(全く身につかないのか)
が大きく分かれてしまいます。
受け取る器を整えて学習効果を上げるためには、まずは学習を阻害する要因を取り除くことが大事です。
学習を阻害する4つの要因
学習を阻害する4つの要因はこちら。
- 知ってる知ってる思考
- すぐ忘れる
- 行動しない
- 比較する
これは私の経験則だけではなく脳科学でも証明されている内容なので、今のうちに押さえておきましょう!
要因1:知ってる知ってる思考
学習を阻害する1つ目の要因は、知ってる知ってる思考。
何かの勉強をするとき、つい「あ、これ知ってる!」と思うことがあると思います。
例えば、
これはほぼ全員が陥りがちな現象ですが、何か単語を聞いたときに「それ知ってる」と思うとその後の話を聞かないという脳の癖があります。
そもそも、勉強するときは以下の過程で結果につながってきます。(書籍『7つの習慣』より引用)
「知ってる」状態で止まってしまうと、理解することもできないし、実践することもできないし、結果を出すことも出来なくなってしまうんですよね。
「知ってる知ってる」思考を止めるためには、知ってる話を聞いても
という視点で受け入れるようにしましょう。
そうすると「ちゃんと理解しよう」という思考回路に切り替わるので、知識の吸収率が変わってきます。
要因2:すぐ忘れる
学習を阻害する2つ目の要因は、すぐ忘れること。
みなさん【エビングハウスの忘却曲線】をご存知ですか?
ドイツの心理学者:ヘルマン・エビングハウスが考案したもので、学習後にどれくらいの時間で記憶を忘れていってしまうかを数値化したもの。
エビングハウスの忘却曲線によると、
つまり、せっかく頑張って勉強したとしても明日にはもう半分以上忘れているという研究結果が出ています。
せっかく身につけた内容を自分のものにするには、復習や実践が大事。
- 宿題に取り組むと定着する
- 自分の中で意識する
- 日記やSNSに投稿する
- 誰かに話す、何かに書く、教えてあげる
つまり、覚えた内容を反復する(アウトプットする)ことで記憶は定着しやすくなります。
定着率がかなり上がると言われているよ。
インプットした後にすぐにアウトプットすることで、脳が
と思い込み、知識として定着しやすくなります。
ブログで言うと、教科書で学んだ内容をすぐに実践(記事を書いてみる)ことが大事。
2ヶ月後に8割忘れているか8割覚えているかの差ができるので、繰り返しアウトプットするように心がけましょう。
要因3:行動しない
学習を阻害する3つ目の要因は、行動しないこと。
たとえ頑張って勉強したとしても、実際に行動しないと覚えられません。
たとえば…
学んだことを覚えるためには、小さな一歩を設定して認める・褒めること。
ブログを始めたばかりの頃に「教材を全部読んで覚えてからじゃないと記事を書いちゃダメだ…」と思っていると、行動できない(記事を書かない)のでなかなか上達できません。
でも、そこで「まずはネタを選んで添削に出してみる!」と小さな一歩を設定し、その行動を取れた自分を褒めてあげましょう。
今の自分とバランスを取りつつ、少しずつ理想に近づけていくイメージ。怖がらずにまずは行動してみましょう!
要因4:比較する
学習を阻害する4つ目の要因は、比較すること。
多くのブロガーさんが抱えるお悩みで
というものがあります。
「ライバルと比較しない!比べるのは過去の自分!」と言われても、
と思ってしまいますよね。
そんな時には、
- ライバルから学べる点を真似る
- 自分との向き合いに集中する
ことを意識しましょう!
日本の教育は、テストの順位だったり点数だったり、誰かと比較される内容がとても多いですよね。
でも、ブログに関してはそれぞれ現在地が違うところから始めているし、人生経験も年齢も環境も、ブログに使える時間も全員バラバラです。
その状況で、ブログの成果が絶対に同じタイミングで出る!ということにはならないですよね。
せっかく比較する脳の癖を持っているなら
と、うまくいっている人の良いところを取り入れて自分と向き合う材料(エネルギー)にしましょう。
比較するならあくまでも自分の現在地をチェックするだけ。そこに感情は関係ありません。
自分の成長と比較すると良いですね。
ついつい比較してしまう脳の癖も、自分のエネルギーに変えることでブログ収益化の近道・ヒントになってくれます!
どんなときに教材を見るべき?
突然ですが、みなさんはどんな時に教材を見ていますか??
という方は要注意!学びの機会を逃しているのでとっても損してしまいます。
ここでは「どんな時に教材を見るべきか」3つのタイミングをご紹介します。
- フィードバックをもらったとき
- 分からないことがあるとき
- 苦手分野があるとき
1:フィードバックをもらったとき
教材を見るべきタイミング1つ目は、フィードバックをもらったとき。
みなさんが記事を書いたとき、私に添削に出してフィードバックをもらうかと思います。
そのとき、フィードバックをもらった箇所を教材でチェックしてみましょう。
例えば…
このように、フィードバックをもらった時に合わせて教材を見ることで、より深い理解と学びを得ることができます。
せっかく学べる環境に入ったので、その学びが2倍・3倍になった方がお得ですよね…!!
毎回教材を開くのは手間ではありますが、その手間以上の価値が絶対にあります。
これをセットにして行動していきましょう。
2:分からないことがあるとき
教材を見るべきタイミング2つ目は、分からないことがあるとき。
記事作成を進めているとき、ふと疑問点が浮かんでくることがあると思います。
これ、教材にすべて書いてます!!
疑問を放置してそのまま記事を書いてしまうと、あとで修正するとき必要以上に手間と時間がかかってしまいます。
でも、疑問が浮かんだときにすぐに教材をチェックすることで、手間と時間とモヤモヤ悩むネガティブ感情をなくすことができます。
それでも分からない場合は私にいつでもご相談ください!
3:苦手分野があるとき
教材を見るべきタイミング3つ目は、苦手分野があるとき。
記事を書いて添削に出すと、
というポイントがあると思います。
- 速報ネタを選ぶのが苦手…
- 記事タイトル作りが苦手だな…
- キーワード選びがなんだか苦手…
そういった苦手分野があると分かったとき、苦手を克服するために教材を活用しましょう。
教材を何回も繰り返し読むことで、新しい気づきや学びを得たり、より知識が定着して苦手を克服しやすくなります。
教材チェック&壁打ち練習を繰り返すことで少しずつ上達していくので、苦手分野こそ教材チェックに力を入れてパワーアップしていきましょう!
何度も読み返すべき3つの理由
ブログの教材は何度も何度も読み返すことをお勧めします。
その理由は以下の3つ。
- 一度じゃ落とし込めないから
- 見るたびに新しい学びがあるから
- そのフェーズごとに必要な情報が目に入るから
教材でノウハウをインプットしたとしても、「ふむふむ」と知っている状態と「なるほど!!」と腑に落ちる状態は違うんですね。
さらに、教材はとても情報量が多いので、そのときその人に必要な情報が目に入ってくるイメージ。
アドセンスに合格していない方は「アドセンスに合格するための方法」が目に入るし、
月収10万円を目指している方は「さらに収益を伸ばすための方法」が目に入るし、
それぞれのフェーズによって必要な情報が目に入ってきます。
なので、何度も何度も繰り返し教材を見ることで、噛めば噛むほど味がするようにさらに深い学びを得られるようになります。