キーワード選び

1記事1テーマが原則|キーワード深掘りの具体的な方法と情報が少ないときの書き方

1記事1テーマが原則|キーワード深掘りの具体的な方法と情報が少ないときの書き方

記事を書くうえで大切なのが1記事1テーマというルール。

ついついたくさんの情報を書きたくなりますが、あくまでも「1つのテーマについて深掘りする」という意識が大事です。

そこで、キーワードの深掘り方法・情報が少ないときの書き方について詳しく解説します。

キーワード深掘りの重要性

なんで1記事1テーマが大事なの?
いろんな情報書いたほうが満足度高くなりそうじゃない?

なぜ【1記事1テーマ】が大事かというと、あれこれ書くより1つのことを詳しく書いたほうが満足度が高い記事になるから。

例えば…

ここに質問を入力

A:スタバの新商品おすすめカスタム〇選!カロリーや店員おすすめの飲み方も

B:スタバの新商品が気になる!ドトールや椿屋もおすすめフードも紹介!

おそらく全員がAを選ぶと思います。

Aの記事のほうがスタバの新商品について詳しく書いていそうだから、ですね!

これは芸能ネタでも同じ!こちらのAとBの記事ならどちらを読みたいと思いますか?

A:橋本環奈の歴代彼氏10名!好きなタイプや結婚時期の予想も

B:橋本環奈の歴代彼氏10名!目の整形の噂や太った原因まとめ

これも、おそらく全員がAを選ぶと思います。

Aの記事のほうが橋本環奈さんの恋愛/結婚事情がよく分かりそうだから、ですね!

このように、1つのテーマ(スタバ)について深掘りして書くことで、検索ユーザーにとって満足度の高い記事を書けるようになります。

むしろ、あれもこれも情報を詰め込んでしまうと誰にも刺さらない記事になってしまうので、欲張りすぎないことを意識していきましょう!

キーワードを深掘りする具体的な方法

1記事1テーマで記事を作るためには、1つのテーマでキーワードの深堀りをすることが重要になります。

ここにボックスタイトルを入力

2語または3語のキーワードの組み合わせを使って検索意図を限定すること。

例えば、「石神井公園」というキーワードの場合検索窓にキーワードを打ち込むと、2語目のキーワードが表示されます。

ここでは「石神井公園 ランチ」のキーワードを選んでみましょう。

「石神井公園 ランチ」だけだと範囲が広すぎてライバル記事も多いので、3語目のキーワードもチェックしてみましょう。

例えば

  • 「石神井公園 ランチ そば」→石神井公園近くでランチにそばを食べられるお店を知りたい
  • 「石神井公園 ランチ 女子会」→ 石神井公園近くでランチに女子会ができるお店を知りたい
  • 「石神井公園 ランチ ひとり」→ 石神井公園近くでランチに1人で入りやすいお店を知りたい

と、3語目のキーワードを見つけることで詳しい検索意図を絞り込むことができます。

その検索意図に沿って記事を書くと、満足度の高い記事を書けるようになります!

このように、3語目のキーワードまでチェックして検索意図を絞り込むことをキーワードの深掘りと言います。

3語目のキーワードは2語目のキーワードの深堀りになっているので、意図からずれることが少なくなります。

さらに、3語のキーワードの組み合わせのほうがライバル記事数が少ないので、あなたの記事が上位表示される可能性が高くなりますね。

特にブログ初期のころは、

  • 検索意図を満たす記事を書くため
  • ライバルが少ないキーワードで記事を書くため

にも、必ず3語のキーワードの組み合わせを選ぶようにしましょう!

情報が少ないときの5つの書き方

ニッチな芸能人など、まだそれほど話題になっていないネタの場合、Yahoo虫眼鏡キーワードがそもそも少ない!というケースもあると思います。

3語目のキーワードがないと深掘りできない!
どんな切り口で書いたらいいの!?

そんなときは5つの方法を取り入れてみましょう!

虫眼鏡キーワードがないとき
  1. 他のキーワードと組み合わせる
  2. キーワードを予測して書く
  3. 似た属性のキーワードを参考にする
  4. ライバル記事を参考にする
  5. SNSの情報を取り入れる

方法1:他のキーワードと組み合わせる

キーワードが少ないときの方法1つ目は、他のキーワードと組み合わせること。

キーワードが少ないときは、Yahoo虫眼鏡に表示されている他のキーワードと組み合わせる戦略も有効的。

例えば、俳優の「知念英和さん」についての記事を書きたい場合、Yahoo虫眼鏡には主にこちらのキーワードしか表示されていません。

この中で、

  • 知念里奈
  • 似てる
  • 知念侑李
  • 志尊淳

これらのキーワードはすべて「知念英和さんに似てる」という検索意図で検索されていることが分かります。

※ 検索意図は実際に検索してみてチェックしましょう!

なので、この場合

「知念英和に似てる芸能人〇名!知念里奈や志尊淳など比較画像で検証」という記事が書けそうですね。

方法2:キーワードを予測して書く

キーワードが少ないときの方法2つ目は、キーワードを予測して書くこと。

自分が検索ユーザーになったつもりで、

自分ならどんなキーワードで検索するかな?

をイメージしてみましょう!

例えば…

  • 大量の本の収納方法について知りたい!押入れを活用できないかな?
    →「本 収納 押入れ」
  • 子連れでディズニーランドに行きたい!どのアトラクションなら子供も乗れる?
    →「ディズニーランド 2歳 アトラクション」
  • 書道を習ってみたい!東京で大人が始めるならどの教室がいい?
    →「書道 東京 おすすめ 教室」

このように、自分ならどんなキーワードで検索するかな?と具体的にイメージしてキーワードを考えてみましょう。

そのキーワードに沿って記事を書くと
そうそう!それが知りたかった!」とクリックしてもらえるよ!

方法3:似た属性のキーワードを参考にする

キーワードが少ないときの方法3つ目は、似た属性のキーワードを参考にすること。

ニッチな人物の場合、Yahoo虫眼鏡キーワードがほとんどない!というケースもありますよね。

その場合は似た属性の人のキーワードをチェックしてみましょう。

  • 無名キャバ嬢について記事を書きたい!
    →一条響のキーワードを見てみる
    →「彼氏」「結婚」あたりが狙い目かも!
  • 恋愛リアリティショー出演者について記事を書きたい!
     →バチェラー出演者のキーワードを見てみる
     →「SNS匂わせ」「炎上エピソード〇選」「過去の黒歴史」あたりが狙い目かも!
  • 無名YouTuberについて記事を書きたい!
     →ヒカキンのキーワードを見てみる
     →「年収」「結婚」「家 値段」が狙い目かも!

このように、似た属性の人は似たキーワードで検索されることが多いので、キーワードが少ないときは似た属性の先輩のキーワードをチェックしてみましょう。

方法4:ライバル記事を参考にする

キーワードが少ないときの方法4つ目は、ライバル記事を参考にすること。

Yahoo虫眼鏡キーワードが少ないとき、ライバル記事はどんなキーワード(切り口)で書いているのか参考にしてみましょう。

人物ネタの場合、ほとんどの人物は有名になるにつれ以下のキーワードが誕生します。

  • 顔のパーツ(目、鼻、口など)
  • 顔の変化(顔変わった、整形など)
  • 体型の変化(太った・痩せたなど)
  • 学歴
  • 家族構成(母親、父親、姉、兄、妹、弟など)
  • 性格(性格悪い、性格良い、天然など)
  • 年収
  • 家(自宅マンションなど)
  • 愛車

ということは、ライバルのブログ記事もこれらのキーワードで記事を書いてくる可能性があります。

Yahoo虫眼鏡キーワードがまだ少ない人物について、ライバルがどんな切り口で記事を書いているのか、分析して自分の記事にも取り入れてみましょう。

方法5:SNSの情報を取り入れる

キーワードが少ないときの方法5つ目は、SNSの情報を取り入れること。

Yahoo虫眼鏡キーワードやライバル記事が少ない場合も、SNSではその人物のファンが何かしら投稿しているケースが多いです。

その投稿から

検索ユーザーが何について知りたがっているか?

を推測してキーワードを選んでみましょう。

結婚してるのかな?」→結婚相手、彼女/彼氏など

頭良すぎ」→学歴、両親の職業など

育ち良さそう」→両親の職業、年収、出身地など

ハーフかな?」→ハーフ?、両親の顔画像、出身地など

SNSで投稿される=検索需要があるということなので、投稿内容から検索意図を汲み取って、推測したキーワードにそって記事を書くイメージです。

検索意図を読み取るのは練習が必要なので、
わからないときは添削に出してくださいね!

以上、Yahoo虫眼鏡キーワードが少ない時のキーワード深掘り方法を解説しました。

虫眼鏡キーワードがないとき
  1. 他のキーワードと組み合わせる
  2. キーワードを予測して書く
  3. 似た属性のキーワードを参考にする
  4. ライバル記事を参考にする
  5. SNSの情報を取り入れる

ニッチなネタ・キーワードを狙うときは特に実践していきましょう!

キーワード選びのNG行動

キーワード選びのポイントや方法について勉強してきましたが、ここで陥りがちな落とし穴はキーワードを詰め込みすぎてしまうこと

例えば、橋本環奈さんについての記事で、こんな記事タイトルはキーワードを詰め込みすぎているのでNGです!

「橋本環奈の双子の兄の身長は?演技下手という噂や出身高校は?」

この記事タイトルだと

  • 1つのテーマで深掘りできていない
  • キーワードを詰め込みすぎて不自然な日本語になっている
  • 結局何が書いてある記事なのか分からない…

という理由でクリック率が下がってしまいます。

  • 橋本環奈の双子の兄について知りたい人と、
  • 橋本環奈の身長について知りたい人と、
  • 橋本環奈の演技力について知りたい人と、
  • 橋本環奈の出身高校について知りたい人と、

全員の検索意図を満たすことはできないんですね。

でも、いろんなキーワードを組み合わせても
良いんじゃなかった?

キーワードの深掘りのために3語目のキーワードを組み合わせるのはOKだけど、2語目のキーワードをいろいろ組み合わせるのはNG!

例えば、「橋本環奈 兄」というキーワードを深掘りするとこちらのキーワードが表示されます。

ここで

  • 職業
  • 結婚

と、3語目のキーワードを組み合わせるのはOKです。

これはどちらも橋本環奈さんの
双子の兄に関するキーワードなのでOK!

でも、橋本環奈と検索したときの、

  • 結婚
  • 身長
  • 双子
  • 中川大志

など、2語目のキーワードを組み合わせると、

結局何について書かれてる記事か分からない…

範囲が広すぎて検索意図が満たされないのでNGです。

数年前まではキーワードを詰め込んだ記事タイトルでも上位表示されていましたが、ここ近年ではブログ人口が増えたこと、Googleのアルゴリズムが変わったことから、キーワードを詰め込んだだけの記事だと上位表示しづらくなってきました。

  • キーワードだけ詰め込んだ記事
  • キーワードだけ入れて、大手サイトをなぞっただけの記事
  • 検索意図に沿っていない記事

こういう記事だと、もしライバル記事がいなくてもインデックスされない可能性も…(涙)

つまり、逆にいうと

  • 関係ないキーワードを詰め込みすぎない
  • 記事タイトルを不自然な日本語にしない
  • 検索意図を満たす

これを意識することで上位表示を狙うことができるんですね。

特に【検索意図を満たす】ことが最重要。

Googleの理念はユーザーファースト。

つまり、検索ユーザーが満足する記事を上位に表示する!という理念なので、検索ユーザーの知りたいことが書かれている記事を上位表示してくれます。

検索意図を満たすことを何よりも重要視しましょう!